季節の巡りともに変化する「内なる自然=身体」の声に耳を傾け、
東洋の身体技法で自らを整えていく2日間です。
9月は夏の疲れが出てくるタイミング。
西洋医学とは違う東洋の身体観では、この時期に注目するのは腎臓です。
表面的な動きではなく、自分の内側を観 るような感覚で腎臓に焦点をあて、
夏の暑さで緩くだるさを身にまとった身体を締めていきます。
それは季節に合わせて身体のバランスを整え、
秋から冬に向けて自分自身を活性化する準備でもあります。
また、時は折しも中秋の名月。月のあかりを浴びて行う満月瞑想で、
宇宙のエネルギーを身体に取り入れ、充ち満ちた感覚を味わいましょう。
東洋的なアプローチで身体を整え、瞑想をリードするのは身体感覚教育研究者の松田恵美子。
身体を通じて確認した内なる自然のエッセンスを日常につなげるサポートをするファシリテーターの森雅浩。
この2人とともに、楽しくも真剣な二日間をじっくりと堪能してください。
日時 2019年9月14日(土)〜15日(日)
場所 長野県上田市 別所温泉 学び舎・暮らしの四季
講師 松田恵美子 森雅浩
定員 12名
参加費 35000円
プログラムの流れ
■1日目
まずは畳の稽古場で丁寧に身体をほぐしながら、
日常の慌ただしいモードを外して身体のバランスを整えていきます。
講座の中で様々な身体の使い方を実習していくなかで、
エネルギーの流れとしての身体感覚をつかんでいきましょう。
初秋の身体は夏の疲れが表面化し、腰がくたびれて丸く落ちがちです。
そんな季節特有の身体の状態を立て直すには、
夏のあいだ頑張り続けた腎臓の働きを活性化させることが大切。
東洋の身体技法を活用することで、落ちてしまった腰が自ずと変わってきます。
その結果、自分の軸がすーっとたって軽やかになっ ていくことを実感してください。
すっきりと「まっさらな」状態に整ってきたところで、満月の光を浴びて瞑想の世界へ。
暑さでくたびれた身体には、月のエネルギーはよく効きます。
■2日目
早朝の清々しい朝の空気の中で瞑想ヨーガを行います。
まずはヨーガのアーサナ(ポーズ)や呼吸法を通じて、
身体を「自然体」へとまとめていきます。
身体を十分に整えた後は座法を組んで瞑想へ。
昨晩取り込んだ満月のエネルギーをより自分の物にしていきます。
たっぷりの瞑想ヨーガで朝の時間を味わったあとは、
緑と野鳥の声に囲まれたガーデンブランチです。
スッキリとした身体にしみいる食事の豊かな時間も楽しんでください。
ブランチ後には2日間の講座の総まとめ。身体に刻んだ願いを日常の実現へとつなげていきます。