郷土芸能の型には、日本人の身体に即した長年の知恵がぎっしり。
和太鼓の音は、腹に響きます。打つことで、更に身体は元気になります。
打ち続けていると、おのずから重心は下に降り、お腹のパワーが満ちてきます。
和太鼓講師:松田和彦
身体感覚講座講師:松田恵美子
日 時:2019年4月29日(祝月)10:30〜17:00
場 所:自由の森学園 体育館
埼玉県飯能市小岩井613番地
アクセス:
自動車→圏央道狭山日高ICからR299バイパス(中山道)経由30分
路線バス→西武線飯能駅北口より
湯の沢・名郷・名栗車庫・上赤沢・中沢・中藤行き
いずれかに乗車し、飯能第一小学校下車 徒歩15分
タクシー→飯能駅南口より15分(約2000円)
参加費:8,800円(家族割りあり、二人目からは千円ひき)
持ち物:動きやすい服装(Gパン不可)、着替え(汗をかきます)
手ぬぐい、タオル、おもちであれば足袋、昼食(食堂利用可、申し込み時予約)
和太鼓指導:松田和彦より
和太鼓は、日本人が昔から生活や労働の中で親しみ、神事や祭り事には欠かせない存在でした。地域の人々が一同に会し叩くことで、肉体的にも精神的にも連帯を深め、生活や生産における願いや怒りまでも共有しながら、うち継がれてきたものです。和太鼓を叩き、集い合うことは、日々の営みを支え、生きるエネルギーを培うことにもなっていました。
和太鼓を叩くと肚・腰が決まってきます。
ドンと腹に来る響きには、共に叩く仲間の心を感じ、力づけられたり、励まされたり、互いに勇気を与えたりする力があります。
呼吸を合わせ、心を感じ合い、互いの思いを伝えましょう。そんな打ち手同士のコミュニケーションの妙を味わってみましょう。
■和太鼓 講師紹介
松田和彦(まつだかずひこ)
私立自由の森学園、保健体育科教師。
学園の設立当時から関わり、
体育の指導では「からだ育てとしての体育」を提唱、実践。
日本各地方に古くから伝承されてきた太鼓や踊りに着目、カリキュラム化する。
日々、授業の一環として日本の郷土芸能の指導にあたると共に、公演活動での普及、和太鼓による企業研修、一般向けの和太鼓ワークショップを開催。
日本文化の継承に務めている。
長野大学身体パフォーマンス(日本の太鼓/ 踊り)講師。
著書『和太鼓いろは』(草土文化)